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髪に良い食生活

髪への栄養補給

  栄養バランスのかたよった食事は髪の大敵です。現代人は、きちんと食事をしているつもりでもビタミンやミネラルは不足しがちになります。特に水溶性のビタミンなどは調理によって失われることが多く、また摂りためができません。ミネラルに関しても、摂取を阻害する食品添加物や酸味料が含まれる加工食品を食べていては不足します。髪を守るためには、こうした栄養素を意識して摂る必要があります。サプリメントで補うのもひとつの方法です。


髪に良い栄養素と多く含まれる食品

栄養素 特徴 含まれる食品
タンパク質
 タンパク質は20種類のアミノ酸で構成されていて、そのうち体内で合成されない9種類の必須アミノ酸があります。髪の栄養源となるメチオニンも必須アミノ酸なので、食事で摂取しない限り補充されません。ただし、動物性タンパク質は、摂り過ぎると内臓脂肪の増加や、血液・血管の劣化の要因になるので注意が必要です。
〈動物性タンパク質〉
肉、魚、卵、乳製品
〈植物性タンパク質〉
大豆、納豆、豆腐
ビタミンB
 ビタミンB群とはB1、B2、B3(ナイアシン)、B5(パントテン酸)、B6、B12、葉酸などのことです。
  食事で摂ったタンパク質を体の中で利用できる形にするにはビタミンB群が必要です。
  また、ビタミンB2とB6には皮脂の分泌を抑制し、皮膚の新陳代謝を促す作用があるので、脂性の方や頭皮が炎症している方は多めに摂る必要があります。
〈ビタミンB2〉
レバー、卵、大豆、乳製品、緑黄色野菜
〈ビタミンB6〉
カツオ、マグロ、イワシ、サバ、レバー、肉類、バナナ、キャベツ、ピーナッツ、くるみ、大豆
〈その他のビタミンB群〉
レバー、魚介類、肉類、卵、緑黄色野菜、豆類、玄米
亜鉛
 亜鉛は体重60Kgの成人で2gほどしか含まれない微量ミネラルです。わずか2gですが私たちの生命活動に深くかかわっています。体内に存在する3,000以上の酵素のうち、200以上の酵素は亜鉛なしでは働くことが出来ません。毛髪の主成分はケラチンというタンパク質ですが、亜鉛が不足するとこのケラチンの合成がうまくいかず、脱毛しやすくなります。
〈亜鉛〉
魚介類(特にカキなどの貝類、うなぎ)、海藻類、肉類
ビタミン
A・C・E
 この3つのビタミンには抗酸化作用があり、活性酸素を除去して細胞や皮脂の酸化を防ぎます。活性酸素の種類によって効き目のあるビタミンが違うので、バランス良く摂取すると効果的です。
  ビタミンAは細胞分裂を正常化して頭皮の健康を保ちます。乾燥性の頭皮、フケ症の人に有効です。ビタミンCはコラーゲンの生成を助けて血管や頭皮を丈夫にします。また、抗ストレスホルモンの分泌を促し、ストレスを溜めないようにする作用があります。ビタミンEには毛細血管を広げる働きがあり、毛乳頭までスムーズに栄養を運べるようにします。
〈ビタミンA〉
緑黄色野菜、レバー、うなぎ 〈ビタミンC〉
かんきつ類、イチゴ、野菜
〈ビタミンE〉
ナッツ類、植物油、魚介類、ごま
カプサイシンと
イソフラボン
 カプサイシンとイソフラボンを同時に摂取すると、髪を生えさせる指令を出す毛乳頭に「IGF-1」という物質が作られます。この「IGF-1」は男性ホルモンなどの作用によって髪の成長がストップした場合でも毛乳頭を再び活性化し発毛を促進します。
〈カプサイシン〉
赤唐辛子
 〈イソフラボン〉
大豆(豆腐、納豆、きな粉)
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